結婚式のスピーチ、友人の挨拶例

結婚式のスピーチでのマナー

 

 

前項での「忌み言葉、重ね言葉」は避けるということにくわえて、内容そのものにおいて注意したいこともいろいろあります。

 

スピーチの内容で避けなければならないのは「暴露話」や「過去の恋愛」などについての話です。事前に新郎新婦本人に承諾をとってあったとしても、基本的に暴露話などは他の出席者が聞いていても気持ちのよいものではありません。もう時効だろうからと勝手に過去の恋愛話をしたりするのは完全にNGです。

 

実は過去の恋愛に関わっている出席者が来ている場合だってあるかもしれません。新郎新婦以外のことでも、多少なりとも誰かを傷つけるような可能性があるスピーチ内容は極力避けるようにしてください。

 

次は話し方についてですが、あまりにくだけすぎた話し方にしないよう気をつけてください。結婚式にはいろいろな立場のゲストが出席しています。 新郎新婦に対しては親しみを込めてスピーチしているつもりでも、あまりにくだけた内容(特に下ネタなど)や話し方では、会場の他の出席者「場をわきまえない常識に欠けたスピーカー」というイメージを持たれてしまいます。

 

ポイントになるのは、各世代のゲストが安心して聞ける内容と話し方ということです。それから自分の自慢話はしないことです。結婚式はあくまでも新郎新婦が主役でから、自分の仕事、実績等を話すのはどうかと思います。こういう人はときどき見かけますが、これはNGでありあくまでも新郎新婦を中心にスピーチ内容を構成しましょう。